終活が気になる。オススメの終活本

人生100年時代という言葉が何かと話題にのぼります。だからこそ「終活」がとても気になるという方も増えているようです。

終活を始めようと思っても何から始めたらいいのか分からないのが本音ではないでしょうか? “終活が気になる”という方にオススメしたい本をご紹介いたします。

老いと向き合い生き方を変えたい方にオススメの1冊

「クロワッサン特別編集 まだ早いと思ったときが始めどき終活読本。」
株式会社マガジンハウス ISBN978-4-8387-5516-5 定価900円

「女性の自立や解放を代弁し,女性の新しいライフスタイルを提唱した」雑誌『クロワッサン』の特別編集本。相続、税金、片付け、墓に至るまで終活に役立つ情報を網羅しています。

老いを迎える親の姿と自分の終活をリアルに描いた巻頭の上大岡トメさんの漫画は、終活を身近に感じることができる内容となっています。 また、女優池波志乃さんの実体験を綴ったコラムは老いと向き合う時期に入り、これまでの生き方に不具合を感じている方に楽しく美しく生きるためのヒントが織り込まれています。

書き込みできるページが多く、相続に必要な家系図や財産記入ノートはエンディングノートを書く際の参考にできそうです。これからをどう生きたいかを書き出す漫画家上大岡トメさん考案の「やりたいことプランニングシート」は書くだけで前向きな気持ちになりそうです。

そろそろ自分の終活を考えたいという方の入門書となる一冊です。

読まないと「どうして読んでおかなかったのだろう?」と後悔するかも

親に終活して欲しいと考えているあなたにトラブルを未然に防ぐヒントが満載の1冊
「ゆる終活のための親にかけたい55の言葉」著 奥山晶子
ISBN 978-4-7755-2955-3 オークラ出版

親世代に終活をして欲しいと思う子供世代の方は多いようです。

  • 不用品で溢れた実家を見かねて親の承諾なしに片付けをしたところ親子関係がぎくしゃくした
  • 万が一に備えて、財産の把握やお墓や菩提寺について親に尋ねたところ、「早く死ねばいいと思っているのか」などの思いもよらない返答に悲しくなった。

など、親世代に終活をして欲しいという子供世代の希望を叶えることは難しいと感じる方が多いようです。親世代の終活をスムーズにすすめるために大切になるのが「言葉」のかけ方です。この本には親と距離を縮め、終活をすすめるための55の言葉が紹介されています。

  • 「着ないんなら捨てれば?」の代わりに「この服、もらっていい?」
  • 「どんな保険入っているの?」の代わりに「いい保険しらない?」

など、親との関係を良く保ちながらやんわりと終活に誘導するゆる終活のヒントが紹介されています。また、葬儀の流れや準備について、介護や医療に関する基本情報も網羅されているため、そろそろ親との関係を拗らせずに終活をすすめたいと思っているあなたに一度読んでいただきたい一冊です。

いかがでしたか?終活をスタートさせたい方にオススメの2冊をご紹介いたしました。 終活を始めてみたけれど、なかなか思うように進まないこともあるようです。もし、誰かに相談したいときはごんきや終活プラザにお気軽にご来店ください。終活カウンセラーがご相談を承ります。

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