なんとなく不調を感じることはありませんか?いつも頭痛や肩こりに悩まされたり、季節の変わり目に体調を崩しやすかったりしませんか?このような症状は自律神経の乱れが原因で引き起こされているのかもしれません。自律神経の乱れを日々整え、健やかに過ごしたいあなたにおススメの1冊を未来屋書店仙台中山店のスタッフさんにご紹介いただきました。
そもそも自律神経ってなに?
自律神経とは、内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制でコントロールする神経のことです。 心と体を活発にする交感神経と、休ませる副交感神経がバランスを取りながら、私たちの体を支えています。 自律神経が乱れると、不安や緊張感が高まり、吐き気や多汗、全身のだるさ、頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠など、さまざまな症状を引き起こします。これらの症状は人によって大きく異なります。
自律神経は乱れやすい
24時間、体の機能をコントロールしている自律神経は、「変化」が苦手でとても繊細です。
災害、転勤、引っ越しなど大きな変化があるとぐったりして体調を崩しがちです。また、季節の変わり目や、台風や低気圧が近づくと体調が悪くなる方は少なくありません。
自律神経は、モノで散らかった部屋を見ただけでも乱れますし、電車で隣の人の肩が当たっただけでも乱れます。
日々の乱れを放っておくと、いずれバランスの崩れが大きくなり、体調だけでなく社会生活にも悪影響が出るようになります。自律神経の乱れはその日のうちにリセットするのが鉄則です。そして、長期的展望を持ってコンディションを整えていく姿勢も必要です。
自律神経を整える366日分のコツ
なんとなく不調なのは自律神経の乱れが原因かもしれないですね。繊細な自律神経を整えるコツが366日分、分かりやすく紹介されているのが「名医が教える 自律神経がすっきり整う まいにちいいこと 366」です。
監修の順天堂大学医学部教授 小林弘幸さんは、自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手、アーティスト、文化人へのコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わっている方で、「腸のスペシャリスト」としても知られています。腸内環境を整える食材の紹介や自律神経と腸を整えるストレッチの考案など、健康な心と体作りのコツを提案しています。
この本では、1年間366日、自律神経を整えるために「やっておいたほうがいいこと」を1日ひとつずつ紹介されています。カレンダーをめくるような感覚で読める本です。
自律神経が整う10月の過ごし方
10月の過ごし方をちょっとだけご紹介いたします。
10月は気温が安定し、小春日和の穏やかな日が多く、自律神経のバランスが比較的安定する時期です。10月はコンディションが整いやすく、自分の力を発揮しやすい時期だといっても過言ではないでしょう。10月を集大成の月と捉えて、一年の努力や成果をまとめて「成し遂げた証」として目に見えるかたちでお披露目するのもいいでしょう。
また、ウォーキングは自律神経を整えるのに最適です。(ウォーキングのご紹介は→こちら)とりわけ、副交感神経が活発になる夜、夕食後に歩くことが推奨されています。
10月は台風が多い月です。台風や低気圧の影響で、吐き気やめまい、頭痛等の不調がひどくなる「気象病」が気になる月でもあります。気軽に暮らしに取り入れられる気象病の対処方法が紹介されています。気になる方はぜひ書店で手にとってみてくださいね。 今回、ご紹介いただいた本屋さんはこちら。お立ち寄りくださいね。
今回の1冊をご紹介いただいた本屋さん
【店名】未来屋書店 仙台中山店
【住所】宮城県仙台市泉区南中山1丁目35-57
【電話番号】022-303-2570
【定休日】なし
【店舗紹介】”本”と”文具・雑貨”を取り揃えた”日々の楽しみ”を提案する本屋さんです