気軽に楽しむサイクリング

青い空の下、流れる景色を横目に風を切って走る爽快感を堪能できるサイクリング。サイクリングは人気のある趣味のひとつです。スポーツバイクがなくても、生活用自転車シティサイクル 通称「ママチャリ」でもサイクリングは十分に楽しめます。今回は、気軽に楽しめるサイクリングをご紹介いたします。

シティサイクルとスポーツバイクの違いは?

意外にも自転車は種類が多く分類すると概ね13種類あります。シティサイクルとスポーツバイクの違いをご紹介いたします。

街中で一番目にすることが多いシティサイクル 通称「ママチャリ」は、手頃な価格のものが多く1万円前後から販売されています。カゴや泥除けが付いているため本体重量は16~20kgと重く長距離走行には向いておりませんが、活用の幅は広いのが特徴です。

買い物や通勤通学のデイリーユースをはじめ、街中の人気スポットや景勝地巡り、あるいはエクササイズのために公園で走るなど、多様な使い方ができます。

ツーリングやスポーツを目的に設計されたロードバイクやマウンテンバイク(MTB)などの総称をスポーツバイクといいます。スポーツバイクは6~12kgと軽く、長距離を走っても疲れにくく、遠出のサイクリング、釣りやキャンプなど目的によってカスタマイズできるものが多くあります。初心者向けの価格帯は5~10万円、本格的なカーボン素材のモデルになると100万円以上することも珍しくはありません。

シティサイクルでサイクリングを楽しむ4つのコツ

サイクリング向きではないと思われがちなシティサイクルですが、コツを知っていれば快適にサイクリングを楽しむことができます。 シティサイクルでサイクリングを楽しむ4つのコツをご紹介いたします。

①距離を短めに

長距離を走るのに適さないシティサイクルでのサイクリングは、5~10㎞程度の短距離が最適です。無理に長距離を走ると疲れて動けなくなったり、自転車が破損してしまったりすることも。10㎞を走行する時間は40分程度ですから、のんびり景色を眺めながら爽やかに楽しみましょう。

②荷物は少なめに

サイクリングの際は、荷物はなるべく少なくしたほうが無難です。水分補給用のウォーターボトルや栄養補給用の軽食、携帯電話、財布があれば十分です。リュックよりも軽量で耐久性があり、身体にフィットするボディバッグがおすすめです。荷物がある場合はできるだけ前カゴに入れましょう。荷物を前カゴに入れることで、自転車全体の重心が少しだけ下がり、バランスが取りやすくなりペダルを漕ぐ時に無理に力を込めずに運転が楽になります。

④漕ぐ時は足の指を意識する

ペダルを漕ぐ時に重要なのが、足の位置です。土ふまずやかかとをペダルの中心に置くと、力を入れにくく、ペダルをこぐ力が弱まり効率的に移動できない可能性があります。ペダルの中心に足の指を乗せると、しっかりと力を伝えられるようになります。ペダルは「指の付け根」を意識して漕いでみましょう。指の付け根、特に親指の部分を意識して踏み込むと、太ももの大きな筋肉である”大殿筋″から直接力が加わり、ガニ股にならずまっすぐ自転車が進みます。

いかがでしたか。普段使いの自転車でちょっとだけ遠出を楽しんでみてくださいね。

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