終活カウンセラーのサラダです。
終活に取り組んでみたけれど、思うように進まないことはありませんか。エンディングノートを書く手が止まることはよくあることです。そんな時は「片づけ」に取り組んでみてはいかがでしょうか。
今回は、ごんきや専属片づけ講師の私サラダが、終活を前進させる片づけをご紹介いたします。
終活の片づけとは何か?
終活関連の片づけは、「誰のものを片づけるか」で、大きく2つに分類されます。
①自分のものを片付ける
自分のものを片付けると、自分自身のこれまでを振り返ることができます。また、保険証券など重要書類の在処を確認でき、見直しのきっかけになります。片づけをするだけで、停滞している終活は前進します。
②故人のものを片付ける
いわゆる遺品整理です。
今回は①自分のものを片付ける 「終活が前進する片づけ」略して「終活の片づけ」について詳しくご紹介いたします。
終活の片づけの目的はなに?
終活の片づけは、むやみにものを捨てることでも、収納グッズを買い込むことでもありません。終活の片づけは、これまでの暮らしを振り返り、自分自身を見つめ、これからを自分らしく過ごすために行います。
目的が分かったところで、具体的な方法をご紹介いたします。
終活の片づけをはじめましょう!
先ずは計画を立てましょう!
A4のコピー用紙1枚とペンを1本用意し、次の3つを決めて書き込みます。
1,片づけをする具体的な日時
例えば、10月20日(木)11:30~12:00のように、具体的なスケジュールを決めます。片づけの所要時間は「短時間」が鉄則です。いきなり2~3時間片づけに取り組むと途中で挫折してしまいます。ものが多い場合は、1回30分の片づけを休憩しながら数回に分けて行うといいでしょう。
2,片づけをする場所
写真や洋服などからはじめがちですが、難易度が高いので慣れてから着手しましょう。片づけをしやすいのは靴箱のように、スペース、使用目的、置くものが比較的決まっている場所です。靴箱はスペースが限定されていて、収納と保管のために靴を置く場所です。片づけを始めるのに最適な場所です。
3,片づけをした後のご褒美
片づけを終えた自分を労わるご褒美を考えておきましょう。好物を食べたり、好きな音楽を聴いたり、思いつくままに書きましょう。
片づけのポイントは瞬時の決断!
計画を立てたら片づけをスタートしましょう。
1,ものを全部出します
片づけをする場所に、詰め込まれているものを全部出しましょう。
2,瞬時に仕分けをする
ものをひとつひとつ手に取り、瞬時に「使う」「使わない」に仕分けをします。瞬時に決められないものは、「保留」に仕分けをします。
3,使うものだけを元の場所に戻す
・「使う」に選んだものを元の場所に戻します。
・「使わない」に選んだものは迷わず処分します。
・「保留」に選んだものは箱に入れて3か月間保管しましょう。
3か月後に再度仕分けを行い、使うは元の場所に戻し、使わないは処分します。
2度の仕分けで「保留」に選んだものは、半年後、1年後、2年後に仕分けをします。
余談ですが、2年間使わなかったものは、ほとんど使うことはありません。
片づけ本の中には、強制的に処分を推奨している本もありますが、無理に処分をする必要はありません。処分してもいいと決断する時まで待ちましょう。
片づけが終わったらご褒美タイム
片づけは疲れる作業です。決断と作業の連続で頭と体はへとへとになります。決めておいたご褒美で自分を労いましょう。
いかがでしたか?終活の片づけについてお伝えいたしました。
片づけは軽い運動になりますし、頭を使うので脳トレにもなります。ぜひ片づけてみてくださいね。
ごんきやでは出張片づけ講座を承っております。詳しくはこちら
https://www.gonkiya.com/funeral/style/seminar.html
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