昔に比べると、最近の離婚が増えていると思いきや、逆に減っているって知ってますか?なぜでしょうか?
厚生労働省|同居期間別にみた離婚の構成割合の年次推移調査によるとピークの平成14年には約30万件までになっていたが平成14年をピークに離婚件数は減少傾向にあるとのこと。
その要因は、そもそもの「結婚件数が減少」し「離婚件数」も減っているのです。絶対数が減っているのですね。
ですが、同居年数別の離婚の割合は、「20年以上一緒に過ごした夫婦のみ」唯一右肩上がりで、結婚年数別の割合の20%に到達する勢いになっているというのです。
ということは、「離婚する5組に1組は熟年離婚」となるのです。
熟年離婚をする原因とは一体何なのでしょうか。
夫婦満足度「シニア世代」男女間のギャップが鮮明に!
PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)が2018年10月に20~79歳の男女を対象に行なった調査によると、
男性では60代・70代の「パートナーへの満足度」が1位ですが、
女性では60代・70代の「パートナーへの満足度」が一番低いのです。
性年代別に『満足している』の割合をみると、
男性では60代・70代が79.5%で最も高くなりましたが、
女性では60代・70代が53.2%で最も低いという真逆の結果となりました。
この結果から解る通り、この年代の旦那様は妻に満足しているが、奥様は夫に不満が相当、溜まっているような結果となりました。
定年後に奥様から旦那様へ三行半を突きつけられる事が多くなっているのです。熟年離婚となってしまって、特に問題になるのが、財産分与です。
独りになった後の老後を考えれば、いろんな物を整理しなければならず、まさに離婚と同時に「終活」が必要となるのです。
熟年離婚・・・その後は?
熟年離婚すれば今までの生活のレベルも、リズムも全て変えて行かなければなりません。長年染み付いた価値観や生活レベルを改めなおすのは、とても難しいことなのです。
その時にしっかりと「終活」を行い、身の回りを整理して行くことで、後の人生が変わってくるかもしれません。
物を減らし生活をシンプルにする努力も必要でしょう。
「終活」で、残りの人生心を豊かにし、逆に楽しんで生きて行けるキッカケにしてみてはいかがでしょうか。
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