
「終活」と聞くと「もう終わりの準備か・・・」「まだ元気なのに・・・」と感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし、終活とは人生の終わりを考えることではなく、これからの時間を安心して自分らしく生きるための準備です。
特に70代は、体も心も比較的元気で、判断力もしっかりしているからこそ、無理なく始められる大切な時期です。
では、終活は何から始めれば良いのでしょうか。
【ワーク①】人生の振り返り
まず取り組んでいただきたいのは、これまでの人生を振り返ることです。
長く働いてきたこと、家族を支えてきたこと、楽しかったこと、辛かったこと。
そのすべてが、あなただけの大切な人生です。
- 長く続けてきたことは何ですか?
- 「よく頑張った」と思えることは何ですか?
- 楽しかった思い出を一つ書いてみましょう。
上手に書く必要はありません。
思い出すこと自体が心の整理になり「自分の人生も悪くなかった」と感じることが終活の第一歩です。
【ワーク②】伝えておきたい言葉
次に大切なのが、気持ちを伝える終活です。
終活というと物やお金の整理を思い浮かべがちですが、家族がうれしいのは言葉です。
- 「ありがとう」と伝えたい人は誰ですか?
- 今だから伝えたい言葉を書いてみましょう。
照れくさくて直接言えなくても、紙に書いて残すだけで十分です。その言葉は、家族にとって何よりの心の支えになります。
【ワーク③】大切な物のチェック
三つめは、身の回りの整理です。
終活は一度にやるものではありません。今日は引き出し一つ、今日は書類だけ、というように少しずつ進めましょう。
特に年金、保険、通帳などの大切な書類は、「どこに有るのか」が分かることが
重要です。
- 通帳はどこに有りますか?
- 保険の書類は有りますか?
- その場所を家族に伝えていますか?
「ここに有る」と分かるだけで、家族の負担は大きく減ります。
【ワーク④】これからの楽しみ

そして最後は、これからの生き方を考える終活です。終活は終わりの話では有り
ません。
- これからも続けたいこと
- 楽しみにしていることを一つ書いてみましょう。
前向きに毎日を過ごすことも、立派な終活です。終活に正解は有りません。完璧でなくていい、立派でなくていいのです。
今日ここで考え、書いたことが、すでに大切な一歩になります。
ご自身のために、そして家族の安心のために、できることから少しずつ始めていきましょう。
