少し前になりますが、ゴールデンウィークが始まる前日… 宮城で雪が降りました(汗)
翌日の天候は晴天。ですが、まだまだ慣れないバイクのため路面がぬれていたらどうしよう…とか、残雪あったらどうしよう…とか不安いっぱいでしたが、晴れ女の友人のおかげか、それは、それは、気持ちのよいツーリング日和となりました♪ お目当ては、女川温泉ゆぽっぽ。しかし、1年前の地震で未だクローズ中ということを知り、道の駅女川周辺をぶらり。今回3回目のシーパルピア女川です!
1|道の駅おながわ シーパルピア女川(おながわ)
JR石巻線の終着駅 女川。三陸復興国立公園地域に指定され、みちのく潮風トレイルの拠点の一つにもなっています。女川駅正面に広がるエリアが、シーパルピア女川や地元市場ハマテラスのある道の駅おながわ。オープンは2015年12月レンガ道をはさんで、日常エリア・飲食エリア・クラフト体験エリア・ハマテラスエリアの4つのブロックで構成され、地元の方をはじめ、多くの観光客で賑わいを見せます。
日常エリアは青果店や飲食店のほか情報コーナーがあり日常の集いの場所、飲食エリアは女川クラフトビールを提供するお店など夜遅くまで開いているお店など夜の集いの場所、クラフト体験エリアは段ボールで作った車が有名な段ボールメーカーさんのお店やスペインタイルの制作体験のできるお店やダイビングショップなど女川をアクティブに楽しむ場所、そしてハマテラスエリアはイベントコーナーのほか、地物海産物などのお土産や飲食を楽しめる場所となっています。テナント数は約30店舗。いろいろ巡っていると一日では足りないかもしれません。
2|Pizzaランチ!イル・ガッビアーノ
シーパルピア女川には、和食・洋食・中華など様々な食を楽しめるテナントがいっぱい。今日は、友人たっての希望もあり、日常エリア内のナポリピッツアを味わえるIL GABBIANO (イル・ガッビアーノ)さんにお邪魔しました。ピッツアのメニューは、定番マルゲリータをはじめソースレス・チーズレスなどあわせて約30種。こだわり具材たっぷりで、アレにもコレにも目移り…なかなかオーダーができませんw
まず初めにテーブルへ運ばれてきたのが、アンチョビ入り・チーズレスのシチリアーナ(写真左)。オリーブオイルが上質な脂質系を思わせるアクセントになっていて、新鮮なトマトが香るソースの酸味と旨味が絶妙&アンチョビとケッパーの塩梅も最高!大好物殿堂入りですw お次は、ビスマルクロッソ(写真右)。これはもうピッツアの芸術品の域。熱によりしっとりと艶を増したハモンセラーノ的な肉の旨味が出ている生ハムが乗せられ…それだけでも十分なのに、超半熟のトロトロ卵黄を絡ませていただく逸品。二人できてよかった!シェアして食べられる幸せに感激です。
このおいしさを引きだしているのは、何と言ってもドウ(生地)。焼いた部分からは香ばしい小麦の香りが冷めてしまっても、しっかりと感じられるということ。ピッツアは、アツアツのうちに食すべし!ですが、テイクアウトでも十分に楽しませてくれるに違いないドウでした。
3|ハマテラスが伊豆・伊東化!?
過去2度ほど訪れた、シーパルピア女川。その時には、こんな夢の国のような光景はなく… テンションが上がります! 地元の海で獲れた魚や加工品、飲食店で構成されているハマテラスエリアに、ずらりと並べられた様々な干物の数々。売れ行き好調のサバの開きは、ほぼ𩸽(ほっけ)サイズ! 趣味の一つで鯛釣りに行くのですが、厄介者のカナガシラまで(外道なのに結構いい値段が付くので驚きました)販売されていました。簾のように吊るされた丸干しイワシも迫力の胴回り。今の季節だからできるのでしょうか。天日干しを見ながら購入できるアイディア、すごく素敵です。
4|心を癒すお土産
食べ物ばかりのご紹介になってしまいましたが、女川を感じられるアパレルやクラフト系のお土産もそろっています。施設を彩る鮮やかなタイルは、スペインタイルショップ みなとまちセラミカ工房さんで取扱しています。2枚のタイルを作り1枚はお土産に、そしてもう1枚は街を彩る女川の街のシンボルとして飾られるというメモリアルワークショップも体験できるそう。メディアでも話題の三陸石鹸工房KURIYAさんでは、石鹸素地を使わないコールドプロセスの石けんなどアロマ系アイテムがたくさん揃っています。石けんも約10種類で3個から購入でき、ショコラのように見えてしまうセンスの高い箱に入れて渡してくれます。お気に入りの香りをチョイスして、自分だけの安らぎアロマを作り出すのも楽しみの一つになりそう。色彩鮮やかな1枚や癒しの香りを日々の暮らしに加えてみてはいかがでしょう。
5|まとめ
本当であれば、ガル屋Beerさんで醸造しているクラフトビールも楽しみたかったところですが、それは次回お泊りで! 女川駅の脇には、ホテル・ラファイロというトレーラーハウス宿泊村もありツーリングやダイビング、潮風トレイルなどのアクティビティの宿泊拠点にもなっているようです。素泊まりも可能なので晩朝と女川の味を堪能して過ごしてみるのも楽しそうですね。各ショップのオーナーさんも、あの日以来女川を盛り上げるために日々奮闘しています。機会がありましたら、ぜひ女川町内を巡ってみてください。そして… ph8超えという魅力的なトゥルットゥルの女川温泉ゆぽっぽの復活を祈らずにはいられませんでした。
女川町の情報をもっと知りたいという方は、ぜひ、女川観光協会のホームページもチェックしてみてくださいね!
電話番号:0225-24-8118
営業時間:店舗営業時間により異なる
定休日:店舗により異なる
駐車場:町内に町営無料駐車場各所あり
URL:http://onagawa-mirai.jp/
◎テキストの注釈リンクは、Wikipedia・シーパルピア女川公式サイトを参照としています
◎紹介の商品は、時期により入替え・変更している場合がございます。