
最近はリビングに設置しても違和感のない洋型のお仏壇も増えていると思います。お仏壇に飾るお花は一般的に菊やカーネーション等で作られていることが多いですが、洋型仏壇にもおしゃれに飾れるお花をご紹介します。
おすすめ洋花
1.スプレーマム

もともとは菊の扱いでもありましたが、最近は色や花形も豊富になったため洋花の扱いとされるようになりました。色もたくさんあり、白やピンク、黄色にグリーンや赤など色の濃いものから淡いものと選択肢があります。
咲き方も一重や八重咲きがあり、洋花として普及しているのも納得です。もちろんキク科なので長持ちしてくれます。
2.カスミソウ

人気の高いカスミソウ。少し入れるだけでも華やかさがぐっと増すお花です。小さくて白い可憐な花。今は染めのカスミソウもあり、ブルーやピンク、グリーンに染められているものも店先に並んでいます。
カスミソウはドライフラワーにもなり、水分が抜けてきたら乾かしてスワッグにしたりリースにしたりもできます。
3.アルストロメリア

豊富な色、品種の多さで人気があるお花のひとつです。小さなユリがたくさんついているような姿で様々なスタイルで使われています。
個性的な斑点が花びらに見えるのが特徴ですが、最近ではこの斑点がないものも出回っています。花の大きさが小輪タイプもあり、爽やかな色合いがとてもおしゃれです。
花が終わると「バサッ」と花びらが落ちてしまうので、花びらの水分が抜けてきて花が終わりそうだと思ったら切っておくと後が楽です。
4.スターチス

紫色やピンクなどよく見かけるスターチス。カサカサしたイメージがあり、ドライフラワーにも向いていますが触ってみると茎にはみずみずしさがありしっとりしています。
色が出ている部分は萼でその中から小さな白い花を咲かせます。萼の色が褪せにくいので長く楽しめます。
5.リンドウ

日本の秋を代表する花のひとつ。数少ない青色を持つ季節花です。
季節を感じられるリンドウは秋彼岸に欠かせない花のひとつで、束花やアレンジメントにも多く使用されます。最近では秋を感じ始める少し前から流通していることも。
まっすぐに伸びた茎に複数のお花がついているので、傷んでしまった花から摘んでおくと比較的長く楽しめます。節のところから手で折ることもできるので、短くして飾っても良いと思います。
お花を飾るということに変わりはない
昔は和調仏壇が圧倒的に多かった印象ですが、現在では洋型仏壇を選ばれる方も多いのではないでしょうか。
和調仏壇でも洋型仏壇でもお花を飾ることに変わりはないと思います。今回は洋型仏壇に合うお花をピックアップしてみましたが、もちろん菊でも何も問題ありません。故人様の好きだったお花や自分の好きなお花を飾りお仏壇に手を合わせましょう。