お盆にお花を!

東北のお盆は8月。あっという間にお盆が来ます。
毎年、お盆の時期になると街のお花屋さんやスーパー等で「束花」や「仏花」という名称で普段より数多く並んでいると思います。
それは私たちが「お盆」というものを大切にしているからなのです。

なぜお盆にお花を飾るのか

毎年お盆になると休暇をご実家で過ごされる方が多いのではないでしょうか。
また、お盆だからお仏壇に手を合わせようとか、ご家族でお墓参りに行こう!という方もたくさんいらっしゃると思います。
その時、お仏壇にきれいなお花がきちんと飾られていませんか?お墓に行くときにお花を持って行くのが当たり前という感じがありませんか?
宗教や地域によって違いはあると思いますが、お花は仏様にお供えする基本のひとつで先祖供養には欠かせない大切なお供えなのです。

お花だからお盆入りの寸前に購入??

お盆を迎えるのはお花以外にもたくさん準備することがある忙しいときでもあります。
お花の準備が前もってできていれば焦ることもなく、売り切れていることもありません。そう、実際にお花は売り切れるということがあるのです。
売り切れによって、希望していたお花が手に入らなかったらさみしいですよね。
お花は生ものです。新鮮さは大切です。しかし、たくさんの注文を受けるお花屋さんでは売り切れることもあります。そのため、いつものお花屋さんで購入できなかったとならないために、少し早めにお花の準備をしておきましょう。
きれいに満開に咲いたお花でお盆を迎えるのもいいもので、お花の一番きれいな時に手を合わせる。それは素敵な時間になるのではないでしょうか。

花瓶に生けるかアレンジメントかの選択

答えはどちらでも大丈夫です。最近では花瓶が倒れる心配があるからと籠に生けたアレンジメントを選ばれる方も多いです。もちろん、しっかりと花瓶に生けるという考えの方も多くいらっしゃいます。花のお世話をする方の負担が軽くなるようにすることが大切です。

お墓参り

お盆はお仏壇に手を合わせるだけではなく、お墓参りに行くというメインイベントがあります。本来はお墓までご先祖様をお迎えに行き、お家で一緒に過ごし、またお墓までお送りするというものです。現在ではお迎えに行くことが少なくなっていますが、お墓参りに行くことはずっと続いています。お墓の掃除をしてお花を飾り、お線香を焚いて手を合わせることは変わっていないと思います。今後もお盆という習わしを大切にしましょう。

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